手焼き

弊舗では創業当時より変わらない、職人が一つの窯を受け持つ"手焼き製法"を続けています。
出島屋菓舗のカステラには、島原半島のブランド卵「太陽卵」のピンク玉を使用しています。鮮やかな黄色味が出るのが特徴です。

ふんわり、しっとりとした焼き上がりのために使用するのは"淡雪"という名の小麦粉。
その名の通り淡雪のようにふわりとした、カステラに最適な小麦粉です。
長崎カステラには欠かせないザラメ糖。
出島屋菓舗ではあらかじめ半分底に敷き、半分生地に混ぜて焼き上げます。
そうすることで適度な食感を残し、上品な甘味を引き出せます。
※時間が経つと溶けてしまいますが、その分しっとりしています。
生地を枠に流し込んだ後、カステラ焼成で一番重要である中混ぜ、泡切りを3回程度行います。
木枠を順番に重ねて蒸し焼きにしていきます。
焼き上がりまで職人が目を離すことはありません。

カステラ焼成後、一晩熟成させて"甘味の戻り"を引き出していきます。
カットから包装まで手作業で丁寧に行っており、安心安全を心がけ皆様のお手元にお届け致します。